カスタムオーディエンス: ウェブ
情報
パートナーは、広告主に代わってターゲティングするために、IDのリスト(p_user_ids
)を送信します。これは、p_user_ids
とTwitterのユーザーIDの間のマッピングを構築するIDの同期プロセスによって行われます。このマッピングは、ターゲティングに使用できるTwitterユーザーIDのリストを作成するために使用されます。これらのカスタムオーディエンスは、ads.twitter.comのカスタムオーディエンスウェブキャンペーン設定のラベルで指定した広告主の@ユーザー名で利用可能になります。
Twitterからは、ID(p_user_ids
)をTwitterユーザーIDにマッチングするためにパートナーのタグやサイトにドロップできる、セキュアピクセルが提供されます。IDの同期プロセスが完了すると、ターゲティングファイルがパートナーによって作成され、HTTPSエンドポイントを介してTwitterで利用できるようになります。これらのターゲティングファイルはTwitterによって定期的に取り込まれ、その後Twitter UIで利用可能になります。
Twitterのセキュアピクセル
Twitterのセキュアピクセルは、次のようになっています。
https://analytics.twitter.com/i/adsct?p_user_id=xyz&p_id=123
p_user_id
- xyzは、パートナーから提供されたパートナーユーザーIDを表します
p_id
- 123はパートナーの固有のIDを表します(Twitterが提供)
パートナーHTTPSエンドポイントとターゲティングユーザーファイル
パートナーは、ターゲティングファイルを定期的に取り込むために使用する、HTTPSエンドポイントと認証情報(ユーザー名/パスワード)をTwitterに提供する必要があります。次は、HTTPSエンドポイントの例です。
https://<partnerdomain>/twitter/partner_targeting_%Y-%M-%D.tsv.gz
%Y - 年の形式コード(YYYY)
%M - 月の形式コード(MM)
%D - 日の形式コード(DD)
送信データは次のファイルで構成されます。
- パートナーターゲティングユーザーファイル
- ターゲティングコンバージョンファイル
すべてのファイルはTSV形式であり、各行のそれぞれのフィールドはタブ文字で区切られます。有効なフィールド値には、タブ文字は含まれません。
許容されるTwitter IP範囲:
パートナーエンドポイントへのアクセスが認められるIPの範囲は次のとおりです。
- 199.16.156.0/22
- 199.59.148.0/22
パートナーターゲティングユーザーファイル:
列番号 | 列名 | 列タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
1 | partner id | 文字列 | 「partner id」は、各パートナーを一意に識別するためにTwitterがパートナーに提供するIDです。 |
2 | advertiser id | 文字列 | 「advertiser id」は広告主の@ユーザー名です。 |
3 | p_user_id | 文字列 | 「p_user_id」は、ユーザーを識別するためにパートナーによって使用される固有のIDです。 |
3 | confidence score | 整数 | 「confidence score」は任意です。confidence scoreには、0~100の値を使用することをお勧めします。リターゲティングの場合、「100」のconfidence scoreはリターゲティングされたユーザーになります。0~99のスコアの場合は、類似性の信頼度のレベルに対応します。 |
4 | segment label | 文字列 | 「segment label」は任意です。パートナーが商品カテゴリーを指定するような場合に「segment label」をできます。カスタムオーディエンスの名前としてads.twitter.comのUIに表示されることから、この「segment label」を使用することをお勧めします。 |
注:
新しいパートナーターゲティングファイルを受信するたびに、特に同意がない限り、このファイルは、増分ではなく、パートナーがターゲティングを推奨する全ユーザーのリストであると認識されます。このパートナーターゲティングファイルの配信頻度は、パートナーと同意した頻度になります。想定されるパートナーターゲティングファイルが届かない場合は、前回のバージョンが使用期限を設定して使用されます。