開発者利用規約
開発者ポリシー
はじめに
X開発者の皆さまへ
Xにとって開発者の皆さまは、とても大切な存在です。Xは、Xデータを活用してこのコミュニティが構築する優れたツールとサービスに大変満足しています。Xは、このコミュニティへの取り組みの一環として、開発者の皆さまにとってオープンかつ公正であり、Xの利用者にとって安全であり、Xプラットフォーム全体にとって有益であるようなデータアクセスの提供を目指しています。この目標をさらに追求するため、APIおよびXコンテンツの適切な使用方法に関するXのルールと期待事項をよりよく理解するためのガイドとして、当社は開発者ポリシーを作成しました。
本開発者ポリシー(以下、「本ポリシー」)は、Xのアプリケーション、サービス、ウェブサイト、ウェブページ、およびコンテンツのエコシステムに関与する開発者向けのルールとガイドラインを提供するものです。本ポリシーは、X APIおよびXコンテンツへのアクセスと使用について規定する、開発者とXとの契約の一部(開発者契約の一部またはその他のXとの書面による契約の一部)となります。本ポリシーに対する違反も、開発者が締結した契約に対する違反と見なされます。本ポリシーは随時、予告なく変更される場合があります。本ポリシーで使用されている太字の用語は、このポリシーで定義されていない場合、開発者契約またはマスターライセンス契約でその意味が定義されています。
本ポリシーの使用にあたって
本ポリシーは、可能な限り理解しやすいように構成されています。X APIおよびXコンテンツを使用する際は、本ポリシーの以下のセクションに記載されている情報に留意してください。
- 成功への準備 - 開発者はすべてのXポリシーを遵守する責任を負います。X APIおよびXコンテンツを利用する前に、本ポリシー、および本ドキュメント中に参照先としてリンクされているポリシーを確認し、理解することが重要です。Xのポリシーを入念に確認しておけば、後で再確認する必要がなくなり、時間をより有効に活用できます。
- プライバシーと管理は必要不可欠です - Xの利用者のプライバシーを保護し防護することは、XのDNAの中心に確立されています。これを踏まえて、Xは、利用者がプライバシーについて抱く合理的な期待に反する方法でXデータを使用することを禁じています。開発者は、X APIの構築またはXコンテンツへのアクセスに際し、この取り組みを達成するために特別な役割を果たします。特に重要な点として、利用者のプライバシーを尊重し、利用者のデータの使用方法に対する透明性の確保と管理を提供します。
- プラットフォーム使用ガイドラインに従ってください - X APIおよびXコンテンツへのアクセスを承認されることは最初の一歩にすぎません。Xプラットフォームの使用計画にあたりポリシーを確実に遵守する方法について疑問が生じた場合は、まずXのプラットフォーム使用ガイドラインを確認してください。
これら3つの重要な項目については、以下でさらに詳しく説明します。X APIおよびXコンテンツの使用にあたりXのポリシーを確実に遵守するため、それらの説明を入念に確認してください。
Xは、開発者が本ポリシー(またはその他のXポリシー)に違反していると判断した場合、X APIおよびXコンテンツへのアクセスを凍結または取り消すことがあります。このような措置がとられた場合は、追加のAPIキーの申請または登録は行わないでください。代わりに、APIポリシーサポートフォームを使用してXにお問い合わせください。
最後になりますが、Xは、Xアプリケーションの向上、商用利用の調査、ならびに承認されたユースケースと本ポリシーの遵守状況の確認のため、開発者によるX APIの使用を監視する場合があることをご理解ください。
本ドキュメントをお読みいただきありがとうございました。開発を通じたXの発展へのご協力に対し、心より感謝致します。開発者の皆さまの成果物を楽しみにしています!
第1章
成功への準備
成功への準備
開始当初から確実にサービスを正しい方法で構成することで、X APIを使用する際の多くの潜在的な落とし穴を回避できます。開発者ポリシーの本セクションには、すべての開発者がX APIまたはXコンテンツを利用する前に従わなければならないルールが記載されています。
Xは、ポリシーの遵守状況を確認するために、X開発者プラットフォームのすべての利用申請を審査します。そのため、開発者は、アクセスの許可を取得し維持するために、X APIおよびXコンテンツの利用計画を開示する(および必要に応じて更新する)ことが求められます。すべての新規開発者は、X APIにアクセスするために、開発者アカウントを申請する必要があります。承認された開発者アカウントのない既存の開発者は、Xからの指示に沿って申請を行う必要があります。このプロセスの一環として、開発者はX APIおよびXコンテンツの使用目的の説明を書面でXに提出しなければなりません。
ユースケースの説明には拘束力があり、その説明から実質的に逸脱した使用はXのルールに違反すると見なされ、強制措置の対象となる可能性があります。ユースケースを実質的に変更する場合は、その新しい目的でXコンテンツの使用を開始する前に、Xに通知して承認を受ける必要があります。これを怠った場合、開発者のAPIおよびデータアクセスの凍結と取り消しを招く可能性があります。ユースケースを更新する場合は、当社のAPIポリシーサポートフォームにアクセスして [I need to update my developer use case(開発者ユースケースを更新する必要がある)] を選択するか、Xが承認した別の方法に従ってください。
X APIの構築またはXコンテンツへのアクセスを行うには、すべてのXのポリシーを遵守しなければなりません。これには、本開発者ポリシー、自動化ルール、表示要件、API使用制限ルール、Xルール、Xブランドリソース、Periscopeコミュニティガイドライン、Periscope商標ガイドライン、ならびにX APIまたはXコンテンツの使用に関して開発者がXと締結する他のすべての契約(開発者契約、マスターライセンス契約、またはオーダー(該当する場合)を含みますが、これらに限定されません)。また、これらのポリシーに加えられる変更や、Xが公表する新しいポリシーも遵守する必要があります。提供するサービスの利用を監視することと、利用者によるXポリシーへの違反を防止できるようにサービスを設計することは、開発者の責任です。これを怠った場合、開発者のAPIおよびデータへのアクセスの凍結または取り消しを招く可能性があります。
単一のユースケースまたは実質的に類似もしくは重複するユースケースについて、複数のアプリケーションを登録することはできません。ここでいう「ユースケース」は、アプリケーションを介して実行される一連の一貫した分析、表示、またはアクションを指します。同じサービスまたはアプリケーション(ツールまたはサービスの「ホワイトラベル」版を含む)を別の利用者に提供する場合は単一のユースケースと見なされることにご注意ください。
このルールの唯一の例外として、同じサービスの開発段階、ステージング段階、および運用段階に対応する最大3種類のアプリケーションを作成および使用できます。そのようなアプリケーションは単一のアカウントに登録する必要があり、単一のサービスの開発段階、ステージング段階、および運用段階に対応していることを(名前と説明で)明示する必要があります。開発段階やステージング段階のアプリケーションを運用目的で利用することはできません。
すべてのAPIキーまたはその他のアクセス認証情報は、非公開にしなければなりません。他者が所有するAPIキーまたは他のアクセス認証情報を使用することはできず、他者による使用を奨励もしくは促進することもできません。
X APIおよびXコンテンツの使用は、Xとのライセンス契約により制限されます。特に、X APIには、データの公平な使用を保証しプラットフォーム上でスパムを抑止するためのレートリミットがあります。レートリミットとその他の制限または制約(本ポリシーもしくは開発者とXとの契約に記載されているか、開発者サイトに掲載されているか、またはXから開発者に通知されたもの)を超過したり回避したりすることはできません。
X APIを介して受領したXコンテンツ上の所有権表示または所有権マークを削除もしくは改変することはできません。そうした表示は、Xコンテンツのソースと所有者を利用者に確実に知らせるために役立ちます。
データの完全性およびプラットフォームの健全性の理由から、X APIまたはXサービスの何らかの機能を妨害、遮断、中断、または無効化することのないようにしてください。つまり、developer.twitter.comで意図され、文書化されているとおりにAPIを使用してください。適切な使用方法に関するより詳細な情報は、HackerOneガイドラインを参照してください。
第2章
プライバシーと管理は必要不可欠です
プライバシーと管理は必要不可欠です
Xはプライバシーを重視しており、XコンテンツおよびX APIのすべての利用者にも同様の取り組みを期待しています。X開発者プラットフォーム、X API、またはXコンテンツが、利用者がプライバシーについて抱く合理的な期待に反する方法で使用された場合、APIおよびXコンテンツへのアクセスの凍結や取り消しを含む強制措置の対象となる可能性があります。
開発者は、Xコンテンツのすべての使用、およびAPIを利用して構築するサービスのあらゆる側面にわたって、プライバシーと管理に取り組まなければなりません。そのため、開発者のサービスの利用者は、開発者が利用者のデータをどのように使用し、利用者に代わってどのようにXにアクセスするかを理解し、それに同意している必要があります。これは、開発者がサービス利用者に代わって何らかの措置をとる前に、利用者に対して、明確かつ包括的で、透明性のあるプライバシーポリシーを提供し、十分な情報を提示した上で利用者から明示的な同意を得ることで実現できます。利用者が開発者のサービスに対して認証を行うこと自体が同意を構成するものではないことにご注意ください。
同意と許可
特に以下のいずれかの措置をとる前に、十分な情報を提示した上で利用者から明示的な同意を得る必要があります。
利用者に代わって何らかの措置をとる。これには、以下を含みます(しかし、以下のものに限定されません)。
Xにコンテンツを投稿する
アカウントをフォローする/フォロー解除する
プロフィールまたはアカウント情報を変更する
Periscopeライブ放送を開始する
ツイートにハッシュタグやその他のコンテンツを追加する
X APIまたは他のXツール以外の手段でアクセスされたコンテンツを再度公開する
利用者のXコンテンツを商品または商用サービスのプロモーションに使用する
ダイレクトメッセージ(DM)などの非公開コンテンツやその他の個人情報、機密情報を保存する
非公開のコンテンツ、またはその他の個人情報もしくは機密情報を共有または公開する
開発者のサービスを用いて利用者がXにコンテンツを投稿できる場合には、公開前に以下の措置をとる必要があります。
実際に何が公開されるのかを示すこと
開発者のサービスを使用する利用者に対して、コンテンツに追加される地理情報(存在する場合)を明確にすること
開発者のサービスを用いて利用者が当該サービスおよびXにコンテンツを投稿できる場合には、公開前に以下の措置をとる必要があります。
コンテンツを投稿する許可を取得すること
コンテンツがどこに投稿されるかを説明すること
開発者は、すべてのXコンテンツの非公開ステータスとブロックされたステータスを尊重する必要があります。特定の利用者の認証トークンを使用して取得したコンテンツを、そのコンテンツを表示する権限を持たない別の利用者に提供することはできません。
非公開アカウント:非公開アカウントのコンテンツは、そのアカウントの所有者によって当該アカウントのフォローを承認された利用者のみに提供されます。非公開アカウントにアクセスするサービスの運用は、当該コンテンツの提供を、権限のある特定の利用者に限定する場合にのみ可能です。
ブロックされたアカウント:Xの利用者は、任意の理由を選択してアカウントへのアクセスをブロックすることができます。トークン(またはその他のAPIベースのアクション)から入手した情報を混合することで、これを回避することはできません。
ダイレクトメッセージ(DM)は、本質的に非公開であるため、DM機能を提供するサービスでは、個人のプライバシーを保護するために追加の措置を講じる必要があります。DMコンテンツを閲覧する権限を持たない利用者に対して、DMコンテンツを提供することはできません。開発者のサービスがDM機能を提供する場合は、以下の措置も必要となります。
- DMの既読イベントを送信する場合は利用者に通知する。これを行うには、開発者のサービスに直接通知を提供するか、会話の他の参加者からの既読通知を表示します。
DMで「共有」として送信される(すなわち、複数のDM間で再利用できる)メディアを構成する際は、事前に同意を得る。DM内のメディアの「共有」を許可する場合、メディアのURLにより不特定多数の利用者が該当するコンテンツにアクセス可能となることを明確に通知する必要があります。
コンテンツのコンプライアンス
Xコンテンツをオフラインで保存する場合は、常にX上での当該コンテンツの現在の状態を反映させる必要があります。具体的には、X上でコンテンツが削除または変更された場合、オフラインのコンテンツも同様に削除または変更しなければなりません。この処理は、できるだけ速やかに、またはXもしくは該当するXアカウントの所有者からの削除要請を受けてから24時間以内に、あるいは適用法令において特別の定めがある場合はそれに従って、実施する必要があります。これは、法律で禁じられている場合を除き、Xの書面による明示的な許可を得た上でのみ実施する必要があります。
変更されたコンテンツには、様々な形式のものがあります。これには、以下を含みます(しかし、以下のものに限定されません)。
- 非公開とされた(つまり非公開ステータスになった)コンテンツ
プラットフォームから凍結されたコンテンツ
位置情報タグが削除されたコンテンツ
Xから表示制限を受けたまたは削除されたコンテンツ
X外マッチング
Xは、開発者がX外で入手または保存した情報とX利用者の情報とを照合する行為に制限を設けています。X外マッチングは、Xのユーザー名やアカウントIDを含むXコンテンツを、個人、世帯、端末、ブラウザ、またはその他のX外の個人識別情報に関連付けるものです。 開発者は、関連付けを行う前に利用者からの明示的なオプトインの承諾がある場合に限り、または以下に説明するように、これを行うことができます。
X上の身元をX外の個人識別子に関連付けるための明示的なオプトインの承諾を利用者から得ていない場合、開発者が把握する関連性は、利用者が当該目的のために使用されると合理的に予想できる情報のみに基づくものでなければなりません。また、オプトインについて明示的な承諾がない場合、開発者が利用者について保持している記録をXの個人識別情報に関連付ける行為は、以下の情報に基づいて行う場合に限り許可されます。
本人が開発者に直接提供した情報。以前に開発者と関係がなかった個人に関する記録(第三者から入手した個人に関するデータを含む)は、この基準を満たさないことにご注意ください。
公開データ。この文脈上で「公開データ」とは、以下に述べる意味を持ちます。
公開された、一般利用可能なリソース(専門団体の会員名簿など)から入手した利用者に関する情報
以下を含む、利用者に関して一般公開されているX上の情報
ツイート
アカウントの自己紹介および公開されている位置情報を含むプロフィール情報
名前とユーザー名の表示
開発者のプライバシーポリシー
利用者に対し開発者のサービスのダウンロード、インストール、または登録の許可が与えられる前に、当該サービスのプライバシーポリシーを表示する必要があります。少なくとも以下の情報を開示する必要があります。
開発者のサービスの利用者から入手した情報
当該の情報を使用、共有する方法(Xとの場合も含める)
開発者に対する、利用者自身の情報に関する問い合わせやリクエストの方法
開発者のプライバシーポリシーはすべての適用法令に準拠しなければならず、XのプライバシーポリシーおよびXの他のサービスや関連会社のプライバシーポリシーと同等かそれ以上に利用者を保護するものでなければなりません。開発者やXのプライバシーポリシーを遵守できない場合、開発者はX APIへのアクセスとすべてのXコンテンツの使用を停止する必要があります。
位置情報データの使用
位置情報データの使用には、当該情報の機密性を考慮し、追加の制限が課されます。開発者のサービスにツイートまたはPeriscopeライブ放送に位置情報を追加する場合は、以下の事項を利用者に開示する必要があります。
位置情報を追加するタイミング
位置情報タグや注釈データなどの位置情報を追加するかどうか
位置情報が場所として記載されるか、または地理座標として記載されるか
アプリケーションで利用者に位置情報付きのツイートを許可する場合は、Xの位置情報ガイドラインを完全に遵守する必要があります。
位置情報または地理情報を独自の用途に使用することは禁止されています。開発者は、Xコンテンツに含まれる位置情報やその他の地理情報がツイートまたはPeriscopeライブ放送の一部である場合を除き、それらの情報を保存、集計、キャッシュすることはできません(そのような行為を他者に許可することもできません)。たとえば、ある人の居場所を時間の経過とともに示す目的で、ツイートから位置情報または地理情報を取り出すことはできません。集計された地理情報アクティビティ(あるハッシュタグをある都市で使用した利用者の人数など)を表示するヒートマップおよび関連ツールの使用は許可されています。
Xのパスワード
Xのパスワードを保存したり、Xのパスワード、アカウント認証情報、開発者アプリケーション情報(コンシューマキーを含む)を利用者に直接要求したりすることはできません。当社は、開発者のサービスとXの利用者をリンクする認証ツールとして、Xでのサインインを利用することを推奨します。
第3章
プラットフォーム使用ガイドライン
プラットフォーム使用ガイドライン
Xのポリシーを再確認し、APIへのアクセスを正しい方法でセットアップすることができましたか?サービスは、Xのプライバシーと管理のガイドラインを遵守していますか?これら2つの質問に「はい」と答えられたなら、X APIとXコンテンツの使用を開始する準備は完了です。Xのプラットフォーム使用ガイドラインは、サービスの開始当初からライフサイクル全体を通じ、ガイドラインを確実に遵守してXコンテンツを使用するための必要な支援を提供します。開発者の皆さまには、XおよびXプラットフォーム全体の統合的運用が利用者にとって安全かつ有益なものとなるよう、これらのルールを定期的に確認することをお勧めします。
スパム、ボットおよび自動化
スパムの作成、または何らかのプラットフォーム操作に関与するためにX APIおよび開発者の製品を使用することは禁止されています。開発者は、プラットフォーム操作およびスパムに関するXルールを確認し、開発者のサービスがXのポリシーに違反せず、また利用者がXのポリシーに違反することのないように保証する必要があります。
ツイートの投稿、アカウントのフォロー、ダイレクトメッセージの送信など、書き込みを実行するサービスは、自動化ルールを遵守する必要があります。特に、以下のことに注意してください。
自動返信またはダイレクトメッセージを送信する前に、必ず明示的な同意を得てください。
開発者からの連絡をオプトアウトするように要請された場合には、速やかに対応してください。
一括フォローなど、大量のアクション、攻撃的なアクション、またはスパム的な傾向を持つアクションを決して実行しないでください。
同じコンテンツまたは実質的に同一のコンテンツを複数のアカウントで投稿しないでください。
開発者がAPIベースのボットアカウントを運用する場合、何のアカウントなのか、アカウントの責任者は誰なのかを明示する必要があります。アカウントがボットであるかどうかに関して、利用者に誤解や困惑を与えてはなりません。 有効な方法として、プロフィールの自己紹介で、アカウントがボットであると明示することをお勧めします。
Xのパフォーマンスに関するベンチマークの実行
ベンチマークの実行、競争および商用利用を目的として、Xの可用性、パフォーマンス、機能、使用統計を評価するためにX APIを使用しないでください。たとえば、X APIを使用して以下のことを行ってはなりません。
マンスリーアクティブ(MAs)やデイリーアクティブ(DAs)の合計数など、X評価基準指標の集計を計算すること
ライブ放送の視聴回数の合計など、Periscope評価基準指標の集計を計算すること
1日に投稿されたツイートの合計数、またはアカウントエンゲージメント数など、Xのツイート評価基準指標の集計を計算すること
Xの応答性を測定または分析すること
以下で許可されている場合を除き、X上のスパムまたはセキュリティを測定または分析すること
Xは、X上の会話の健全性を向上させるための研究をサポートしています。開発者は、スパム、不正利用、およびプラットフォームの健全性に関するその他のトピックを非営利の研究目的で測定および分析するために、X APIおよびXコンテンツを使用できます。開発者は、Xからの書面による明示的な許可なしに、Xポリシーに違反する行動やコンテンツの測定や分析を行ったり特定を試みたりする商用サービスを、X APIまたはXコンテンツを使用して開発、作成、または提供することはできません。
ユースケースがこの目的に沿った非営利の研究に該当するかどうかについて質問がある場合は、APIポリシーサポートフォームを使用してリクエストを提出してください。
ツイートの公開表示
開発者は、不特定の人々または開発者のサービスの利用者に表示するすべてのXコンテンツの完全性を保たなければなりません。コンテンツの表示にX APIのWeb活用を利用していない場合には、X APIを使用して、表示に利用できる最新バージョンを取得する必要があります。表示対象のコンテンツがX API経由でアクセスできなくなった場合は、できるだけ速やかに、またはXもしくは該当するXアカウントの所有者が削除を要請してきてから24時間以内に、あるいは適用法令において特段の定めがある場合はそれに従って、開発者のサービスから削除する必要があります。
Xコンテンツをオフラインで表示する場合は、特定のルールに従わなければなりません。ツイートをオフラインで表示する場合は、ライブ放送でのツイート利用に関するガイドラインに従ってください。 Periscopeライブ放送をオフラインで表示する場合は、Periscopeライブ放送利用に関するガイドラインに従ってください。
ツイートの埋め込みまたは表示に際して、サイトのインプレッションが1日に1,000万を超える場合には、X APIへのアクセスについて当社にお問い合わせいただく必要があります。Xは、開発者によるX APIの使用条件として追加の条件を要求する権利を留保します。開発者によるX APIのWeb活用の使用に関する追加の制限は次のとおりです。
- 埋め込みツイートや埋め込みタイムライン
- 開発者のウェブサイト上での閲覧活動に関するデータを、興味関心に基づく広告やパーソナライゼーションなどの目的でXが収集および使用することを完全に開示する、法的要件を満たす通知を利用者に提供する必要があります。また、これらの収集および使用に関して法的要件を満たす同意を利用者から得る必要があります。
- 興味関心に基づくXの広告やパーソナライゼーションを利用者がオプトアウトできる方法について、法的要件を満たす説明を行う必要があります(詳細はこちら
)。
- 開発者のウェブサイト上での閲覧活動に関するデータを、興味関心に基づく広告やパーソナライゼーションなどの目的でXが収集および使用することを完全に開示する、法的要件を満たす通知を利用者に提供する必要があります。また、これらの収集および使用に関して法的要件を満たす同意を利用者から得る必要があります。
- X APIのWeb活用のウィジェット
- 開発者は、利用者の端末上のクッキーまたはその他の情報の保存とアクセスを行うにあたっては、Xのクッキーの使用に記載されているように、それに関する明確で包括的な情報が利用者に提供されることと利用者の同意を得ることが法的要件になっている場合、当該要件を確実に満たなければなりません。
- 開発者は、利用者の端末上のクッキーまたはその他の情報の保存とアクセスを行うにあたっては、Xのクッキーの使用に記載されているように、それに関する明確で包括的な情報が利用者に提供されることと利用者の同意を得ることが法的要件になっている場合、当該要件を確実に満たなければなりません。
- 13歳未満の児童をターゲットとするサービス
- 13歳未満の児童をターゲットとするサービスでは、埋め込みツイートや埋め込みタイムラインにおけるXのカスタマイズをオプトアウトしておく必要があります。そのためには、オプトアウトパラメータを「有効」にします(詳細はこちら)。
コンテンツの再頒布
Xコンテンツを取得する最良の方法は、Xから直接取得することです。したがって、Xは第三者に対するXコンテンツの再頒布に制限を設けています。Xコンテンツを第三者に提供する場合(ダウンロード可能なデータセットまたはAPIを通じて提供する場合を含む)、ツイートID、ダイレクトメッセージID、アカウントIDのみを配布できます(下記の例外を除きます)。 また、Xは、学術研究者が非営利の研究目的でツイートIDおよびアカウントIDを共有することを特別に許可しています。
Xの書面による許可を得ない限り、開発者はいかなる法人(単一の法人に関連する複数の個人を含む)に対しても、30日間で合計150万を超えるツイートIDを配布することはできません。これに加えてすべての開発者は、自動化されていない手段(スプレッドシートまたはPDFファイルのダウンロードなど)を用いる場合、開発者のサービスの各利用者に対し、1日に最大5万件の公開ツイートオブジェクトやアカウントオブジェクトを提供できます。
学術研究者は、学術機関を代表して非営利の研究目的で使用する場合に限り、ツイートIDやアカウントIDを無制限に配布することが許可されます。たとえば、ピアレビューまたは研究の検証を可能にする目的でツイートIDを無制限に共有することが認められます。ユースケースがこのカテゴリーに該当するかどうかについて質問がある場合は、APIポリシーサポートフォームを使用してリクエストを提出してください。
第三者に提供されるすべてのXコンテンツにも、同様に本ポリシーが適用されます。当該第三者は、これらのダウンロードを受領する前に、Xのサービス利用規約、プライバシーポリシー、開発者契約、および開発者ポリシーに同意する必要があります。開発者は、いかなる法人に対しても、本ポリシー、開発者契約、その他のXとの契約に記載されているXコンテンツの配布に対するその他の制限または制約を回避できるようにしてはなりません。
エンゲージメントに対する支払い
開発者のサービスでX上のアクションに対して利用者に報酬を支払うことは、真正でないエンゲージメントの発生につながり、プラットフォームの健全性を低下させるため、許可されません。X APIの使用にあたり、XまたはPeriscopeでのアクションに対する金銭的報酬または仮想の報酬を売買することはできません。これには、ツイート、フォロー、フォロー解除、リツイート、いいね、コメントおよび返信が含まれますが、これらに限定されません。
サービスの信頼性
利用者が提供元および目的を理解できるように、開発者は、自らのサービスであることを明示しなければなりません。開発者の識別情報および機能を隠ぺいする、またはXもしくは第三者との提携について誤解を生じさせる可能性がある名前、ロゴ、またはURLは使用しないでください。売名目的、または他人による名前の使用を妨害する目的でアプリケーションを作成することは禁止されています。
利用者を以下に誘導するサービスのためにURL(短縮URLを含む)を使用することはできません。
開発者のサービスと無関係のサイト
スパムのサイトまたはマルウェアサイト
利用者がXポリシーに違反することを推進するサイト
Xの名前、ロゴおよび肖像
Xの名前およびロゴは、XコンテンツのソースがXにあることを示す場合に限り、使用および表示できます。Xの名前およびロゴ、Xオフィシャルパートナープログラムバッジ、あるいはその他同様のマークや名前を、Xによる支持、スポンサーシップ、またはXとの関連性の存在について誤解を生じさせるような方法で使用することはできません。Xブランドリソースには、Xブランドを正しい方法で使用するのに役立つ詳細情報が含まれています。
X認証済みアカウントバッジと、APIを介してXから開発者に報告されたアカウントの種類を強調する表象のみを使用できます。これにより、開発者のサービスに表示されるコンテンツがXに表示されるコンテンツと同等であることを利用者に通知することができます。
X上の広告
Xコンテンツの広告が許可される方法と場所については制限があります。第一に、ツイートまたはPeriscopeライブ放送と類似した広告や、利用者がそれらと混同することが合理的に予想される広告は許可されません。広告に関するその他のルールは以下のとおりです。
Xコンテンツと開発者の広告は明確に分ける必要があります。X広告または公式のX KitとMoPubの統合を通じて提供される広告を除き、Xのタイムライン内、または開発者のサービスのPeriscopeライブ放送上もしくはPeriscopeライブ放送内に広告を表示することはできません。
Xは、X APIを通じた広告を配信する権利を留保します。XがAPIを介してX広告の配信を開始した後で開発者がX広告の配信を決定した場合には、関連する利用規約に従い、広告収益の一部が開発者に分配されます。
Xプラットフォームの外部で広告を掲載して利用者をターゲティングするために、XコンテンツまたはX APIから入手した情報を使用することはできません。
第4章
Xの具体的なサービスまたは機能のルール
次のXのサービスや機能を利用する場合は、以下の追加ルールが適用されます。
Xへのログイン
Xへのログインとログアウトを行うための見つけやすいオプション(OAuthプロトコル経由など)を利用者に表示してください。Xへのサインインオプションは、少なくとも開発者のサービスの他のサインアップまたはサインイン機能と同程度に目に付きやすい方法で表示しなければなりません。また、Xアカウントを持っていない利用者に、Xでアカウントを作成する機会を提供する必要があります。
開発者のサービス上で利用者がXへのサインインを経由して認証を行う場合、利用者のX識別情報を明示しなければなりません。Xの識別情報には、利用者の現在のXユーザー名、プロフィール画像、およびXのロゴが含まれます。開発者のサービス上で、利用者のXフォロワーを表示する場合、当該の関係性は、X上での関連付けであること明示する必要があります。
Xカード
質の高いエクスペリエンスを確保するためには、カードに表示されるすべてのプラットフォームでレンダリングできるようにカードを開発する必要があります。カードを使用する場合には、以下の追加ルールを遵守してください。
カード内にセンシティブな内容を含むメディアが表示される可能性がある場合には、当該メディアに関するツイートが「本物」であることを適切に表示してください。
カード内のすべてのアセットのホスティングにHTTPSを使用してください。開発者のカードで、ブラウザに混合コンテンツの警告が生成されることのないようにしてください。
音声および動画コンテンツには、停止または一時停止のコントロールを含める必要があります。またコンテンツが自動再生される動画では初期設定を「消音」にしてください。
カードの使用目的を含め、カードに設定されているXの制限を超過したり回避したりすることはできません。カードの利用に関する追加の制限は以下のとおりです。
Xの事前の承認なしに、第三者がスポンサーとなっているコンテンツをカード内に掲載することはできません。
開発者のカード内またはカードに由来するX上で、金銭的なインセンティブ(仮想通貨を含む)を添付することはできません。
誤解を与えかねない、または文脈的に無関係なURLやメディアなどのコンテンツやアクションをカードに含めることはできません。
ツイートにアプリカードを添付できるのは、いずれかの利用者がツイートで該当のアプリを明示的に告知または参照している場合のみです。
Periscope Producer
開発者のサービスが、1日に1,000万のライブ放送を超えると予想される場合には、X APIへのアクセスについて当社にお問い合わせいただく必要があります。このしきい値を超える場合、追加条件が適用される可能性があります。Periscope開発者の利用に関する追加の制限は以下のとおりです。
Periscope Producerの技術文書に記載されているように、Periscope APIにアクセスする際の開発者のサービスに対する合理的なユーザーエージェントを提供する必要があります。
開発者のサービス上で利用者がPeriscopeアカウントからのログアウトを希望する場合は、リクエストに対応する必要があります。
- 開発者のサービスで、利用者が技術的な保護手段を回避するツールを提供することはできません。
定義
Xコンテンツ ‒ X APIまたはXが認定したその他の手段を通じて開発者に提供される、ツイート、ツイートID、Xエンドユーザーのプロフィール情報、Periscopeライブ放送、ライブ放送ID、およびその他のデータや情報、ならびにそれらの複製物および派生物。
開発者サイト ‒ https://developer.twitter.comにあるXの開発者サイト。
Periscopeライブ放送 ‒ Xアプリケーションで公開され、ユーザーがXのPeriscope Producer機能(https://help.periscope.tv/customer/en/portal/articles/2600293を参照)を利用して生成するライブまたはオンデマンドのビデオストリーム。
サービス ‒ 開発者のウェブサイトやアプリケーション、およびXコンテンツが表示されるその他の提供物、またはXによって明示的に許可されたライセンス素材が他の手段で使用された提供物。
ツイートID ‒ 個々のツイートに対して生成される一意の識別番号。
ツイート ‒ Xアプリケーションで行われる投稿。
「X」とは、X Corp.(事業所の所在地は1355 Market Street, Suite 900, San Francisco, CA, 94103, USA)を意味します。開発者が米国、カナダ、ラテンアメリカ以外の地域で本契約またはオーダーを締結する場合は、X International Company(以下、「TIC」)(登記された事業所の所在地はOne Cumberland Place, Fenian Street, Dublin 2, D02 AX07, Ireland)が契約主体の法人となります。
ダイレクトメッセージ ‒ あるエンドユーザーが1人または複数の特定のエンドユーザーに向けてXアプリケーションのダイレクトメッセージ機能で個人的に送信するメッセージ。
X API ‒ 開発者サイト(ただし、これに限定されません)を通じてXからAPIで提供され、随時更新される、Xアプリケーションプログラミングインターフェイス(以下、「API」)、ソフトウェア開発キット(以下、「SDK」)、およびAPIとともに提供される付属文書、データ、コードその他の関連資料。
- Xアプリケーション ‒ Xの利用者向け製品、サービス、アプリケーション、ウェブサイト、ウェブページ、プラットフォーム、およびその他の提供物(https://twitter.comおよびXのモバイルアプリからの提供物を含みますが、これに限定されません)。